女優の橋本環奈（25）が12月30日に放送される「プロフェッショナル 仕事の流儀」の年末特番に出演すると複数メディアが11月20日に報じた。

　各報道によれば、テーマは橋本自身で、現在出演中のNHK連続テレビ小説「おむすび」の撮影に挑む姿を特集するという。

　放送の翌日は「第75回NHK紅白歌合戦」が開催されるが、橋本は3回目となる番組司会を務めることがすでに発表されている。

　「プロフェッショナル」は紅白と違って生放送ではないが、2日連続で橋本がNHKに登場するという猛プッシュぶりだ。

「紅白の視聴率を上げるべく司会を務める橋本を特集するのでしょう。橋本が紅白の司会を務めるのは3回目ですから、年末に橋本に頼るのは、もはや恒例行事といったところでしょうか。『おむすび』も放送の折り返し地点なだけに、『プロフェッショナル』放送で年明けから弾みをつけたいのでしょうが、わざわざ特番を年末に放送するのは手前みそ感が否めません」（芸能ライター）


■2022年にすでに「推されていた」橋本環奈

　NHKの「橋本推し」は2022年に兆候が出ていたようだ。同年5月5日に放送されたドキュメンタリー番組「ふたりのディスタンス 千と千尋の神隠しスペシャル」では、放送当時に上演中だった舞台「千と千尋の神隠し」の国内公演に主演・千尋役で挑む橋本と、千尋役のダブルキャスト・上白石萌音（当時24）を特集。真剣に稽古に挑む2人の姿を放送したことで大反響を呼んだ。

「上白石萌音といえば、21年度後期の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でトリプルヒロインのうちの1人を務めました。そこに加えて、『ふたりのディスタンス』で特集されたこともあり、22年の紅白の司会……とも目されましたが、結局、選ばれたのは橋本。『おむすび』のヒロインが橋本であると発表されたのは23年8月9日のことですから、朝ドラ関係なしに橋本を選んだという、NHKの寵愛ぶりがうかがえます」（芸能ライター）

　年が明けても「橋本推し」は続きそうだ。