3月5日に大阪市でおこなわれた『おおさかシネマフェスティバル』表彰式に、映画『ハケンアニメ！』で主演女優賞に輝いた吉岡里帆が出席した。

　そんななか、司会を務めたタレントの浜村淳から、「京都出身。（府立）嵯峨野高校でしたっけ」と問いかけられた吉岡は、「高校ばらしちゃうんですか!?」と一瞬、表情が硬直。「僕、山城高校なんです」と返されると、「通ってる友達、いました」と地元トークに応じ、その場の空気を和らげた。

　しかし、これにはネット上でも眉をひそめた人も少なくなかったよう。《本人の口から母校の話をしたのならいいけど、他人が言うのはだめでしょ》との批判コメントも飛び交っている。

「もっとも、嵯峨野高校は京都の御三家高校の一つに数えられ、普通科は偏差値64の進学校で、京都大や大阪大などに例年合格者が出ています。

　浜村さんの発言で初めてそれを知ったファンからは『あんなにかわいいのに頭もいいのか』と、はからずも吉岡株が上昇することとなりましたが……」（週刊誌記者）

　現在、88歳の浜村は、関西を中心に活躍しているタレント兼映画評論家。しかし、過去にも発言でたびたび話題を振りまいている。

「彼の映画評論スタイルは、『オチまで全部ネタバレ』。ラジオ番組では、放送時間の限界まで、1本の映画を結末まで喋ってしまうので、映画を観るまで情報を入れたくない人がその解説を聞くと、悲鳴をあげることになります。

　番組に出演した是枝裕和監督も、映画の結末を全部話してしまうため、『浜村さんの番組に出るの、あんまり好きじゃないんですよ』と語っていました」（前出・芸能ライター）

　2022年11月、石田純一の前妻・松原千明さんが亡くなった際は、死因について「覚醒剤の影響では」と発言。まったく根拠がなかった発言だったため、番組内で謝罪している。

「有名なのは、“今までインタビューしたなかで一番困った芸能人” として、北川景子さんを名指しした事件があります。

　2013年、映画PRのためラジオ番組に北川さんがゲスト出演。浜村さんが北川さんの宿泊先のホテルに出向いてインタビューしたのですが、北川さんが『ムスっとした態度』だったようで、『2度とインタビューしない』と怒りを爆発させていました」（同）

　あまりに言いすぎてしまうのは、“舌禍” を引き起こしかねない。