物議を醸した昨年の紅白歌合戦では、全出演歌手のなかで “圧倒的に相応しくない” とまで世間から酷評された櫻坂46。
前身は、あの “いわくつき” の欅坂46であるが、櫻坂としての実績が皆無のなか、なぜ正式な出場枠をもぎ取れたのかには大きな疑問が残っていた。

そんな櫻坂がここにきて、グループとして音楽番組に、そしてメンバー個々でバラエティや情報番組に立て続けに出演しまくっているという。
　
「4月にリリースされる新曲のプロモーションというのが大きいのでしょうけど、それにしてもかつての欅坂時代よりも番組数が増えているのでは。
圧倒的カリスマの平手友梨奈（19）のような存在もいないので、敷居が下がって出られるものは何でも出ようという方向にシフトチェンジしたと言われている」（民放局プロデューサー）

安定の美人集団である乃木坂、庶民的アットホーム感が売りの日向坂。
櫻坂は、前身の欅から引き継ぐミステリアスな部分を変わらず全面に出しつつも、幾分は庶民的なノリも出てきている。

「それでいて容姿だけでいったら、乃木坂と同等レベルで美人が多い。ようは乃木坂と日向坂の中間的なポジションにいるのを明確にするのが運営の狙いなのでしょう」（同前）

そして最近の『鬼ゴリ押し』ともいわれるメディア露出急増のウラに、業界内外ではこんな話を多く耳にする。

「比較的加入が新しいメンバーの親族が、さまざまな番組のスポンサーを務める巨大企業の経営陣なんだとか。
そしてその親族は、総帥・秋元氏とも昵懇の関係だといいます。ファンのSNSなどでも数人の実名が飛び交っているようですが、特定は出来ていない状態」（週刊誌記者）

たしかに、巨大スポンサーの娘、もしくは孫娘が櫻坂メンバーならば、ここ最近のグループの急激な躍進ぶりに納得できる部分もある。

「スポンサーが関係無いNHK紅白にしても、その超有力者が、運営サイドや秋元氏に『うちのをくれぐれもよろしく』と声掛けしていたら、
それは他を蹴落としてでも強引に櫻坂を捻じ込むのに全精力を注ぐでしょう。『謎の紅白出場』と言われていたが、これなら合点がいく」（同前）

とにもかくにも “ドロ船” とまで言われた欅坂崩壊の時期と比べたら、見事に復調してきた感のある櫻坂。

結局、アイドルグループがブレイクする裏には “巨額マネー” が絡んでいるということになるのか……悲しい現実だ。
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