のん（２３）が２４日、都内で開いた著書「創作あーちすとＮＯＮ」（太田出版）刊行記念トークショー後、取材陣の囲み取材に応じた。

　のんはトークショーで、著書の中で対談したシンガー・ソングライター矢野顕子（６２）が口にした「やりたいことをやり続けたら、周りが諦めてくれるのよ」という言葉に、すごく刺激を受けたと語った。
「面白くて…諦めさせるくらい突っ走るんだ。矢野さんの言葉だから、すごく説得力がある。発見という感じ。『あきらめさせていいんだ』と…頑張りますっ！！」と今後に向けた決意を語った。

　囲み取材では、そのことについて質問が相次いだ。「周りを諦めさせてまで頑張りたいことは？」と聞かれると「最近、のん何とか…のんプロブレムです、とか、ユーモアテイストに言うのにはまっている。
でも、全く気付いてくれない。しょうもないだけかも知れない。浸透させたい」と笑った。「お笑い方面への創作に取り組む？」と聞かれると「おかしな感じで、おちゃらけ創作あーちすと」と笑みを浮かべた。

　さらに「周りに諦めてほしいことって、何かありますか？」と聞かれると「あぁ、また来た…どうしよう？」と言い、しばし考えた。そして「結構、周りを置いてけぼりにしていくところがある。
やりたい時に『やるんだ～』と言って、あれ？　何で着いてきていないのみたいな。スタッフさんが、アワアワしているところがある。猪突（ちょとつ）猛進なところを諦めてほしいですね」と答えた。

　女優業については「粛々と…粛々と…どんどん頑張りたいと思う。（今後の具体的なプランは）まだまだ、頑張りたいです。お楽しみに！！」と前向きに語った。
そして「創作あーちすとの活動が充実しています。あーちすとの部分で（文字を平仮名にして）うさんくさくして、ゆるゆる作戦を実行して楽しい。
自由気ままに、思うままに…創作活動を頑張っていきたい。画も描きたいですね。個展も、大きな夢としては憧れがある」などと意欲を見せた。【村上幸将】


著書「創作あーちすとＮＯＮ」刊行記念トークショーで、リクエストに応じ練習しているバレエを披露したのん（撮影・村上幸将）




著書「創作あーちすとＮＯＮ」刊行記念トークショーを開いた、のん（撮影・村上幸将）


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