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1: なまえないよぉ~ 2017/12/13(水) 09:37:11.76 ID:CAP_USER9
 ダウンタウンの松本人志(54)が「呼んでくれたらいつでも行く」と発言したことで、テレビ関係者が色めき立っている。

 フジテレビ系「ワイドナショー」でのことで、「行く」と言っているのは、来年3月で終了する同局「とんねるずのみなさんのおかげでした」へのゲスト出演のこと。ダウンタウンととんねるずには不仲説があったが、松本はこれを否定。そこで「大物コンビの夢の共演実現か」と盛り上がっているのだ。
バラエティーを中心に活動する、ある放送作家は言う。

「コンプライアンス重視やら制作費のカットやらで、『とがった番組ができなくなっている』というのが松本の持論。お笑いコンビの冠番組で、とがった番組をやってきた仲間として、とんねるずを称え、そうした番組の価値を訴えたいのでは」

 数千万円もの制作費をかけてバカをやり、とんねるずのように「番組1本1000万円」ともいわれる高額ギャラをテレビ局が払う価値が今もバラエティーにあるというのであれば、とんだ時代錯誤だが、この放送作家はこう続ける。

「なんだかんだ言って、フジテレビに限らず、いまのテレビ局の中心である50代以上は、テレビ局といえばフジテレビで民放の王様という思いがある。
『夕やけニャンニャン』を見て、ときめいていた世代ですから、彼らにとって、とんねるずは恩人であり、今も神様のようなもの。『みなおか』終了は時代の趨勢で仕方ないにしても、松本と同じように、どこか悔しい、寂しいという思いでいるんです」

■時代に合わない芸風

 だから、ダウンタウンとの共演話に盛り上がっているというのだが……。「みなおか」制作現場を知る芸能プロ関係者はこう言う。

「最近の若手スタッフは、当然ですがとんねるずの全盛期を知るわけもなく、石橋さんを『面倒な高飛車おじさん』呼ばわりするのを聞いたことがある。
石橋さんは、かつてスタッフを引き連れて豪遊したものですが、こうした若手にしてみれば、仕事が終わった後に群れるのは嫌だし、番組経費を無駄な飲食代に使うということ自体、厳しくなっていてできない。そんな若手が決裁権を握るようになれば、打ち切りは当然の流れ。石橋さんがイジっていた名物プロデューサーも年を取ったし、そうでなくても、やんちゃ坊主の石橋さんが誰かをコケにしたり、バカにしてお遊びをする芸風を面白がる時代じゃないというのに、当事者だけが分かっていない印象でしたね」

 だからこそ、とんねるずは嫌いな芸人ランキングで上位になったり、番組終了を番組内で発表した今月7日の放送も、平均視聴率5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るわなかったのだろう。「みなおか」が、とんねるずにとって唯一のレギュラーだったというのも、落日を感じさせてしまう。全盛期を引きずり、時代の変化についていけないテレビマンたち。これはバブル期採用の中高年サラリーマンにとっても明日は我が身か。

日刊ゲンダイ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000005-nkgendai-ent

【みなおか終了は当然の流れ “とんねるずの笑い”は時代遅れか?】の続きを読む