1: なまえないよぉ~ 2017/06/02(金) 14:45:20.89 ID:CAP_USER9
いよいよ第9回AKB48選抜総選挙の投票期間がスタートしました。日刊スポーツは、17日に沖縄で開催する総選挙の立候補者全332人を取材しました。その中で、最も印象的だったのはHKT48/AKB48宮脇咲良とAKB48田野優花でした。

宮脇は「やっぱりAKB48グループにいるからには、総選挙に背を向けちゃダメだと思うんです」と言い、田野も「やむを得ない事情がない限り、AKB48メンバーが総選挙に参加しないのは、どこかおかしいですよね」と話しました。

全員出馬のルールから、個々の自由意思による立候補制に変わったのは、13年の第5回から。それから4年。年々、不出馬のメンバーが増えてきて、今年は知名度の高いメンバーも出馬しません。
立候補制についてメンバーが意見することは、どこかアンタッチャブルな雰囲気が長らく続いていましたが、ついに2人が賛否両論を承知で声を上げた形です。

実は、立候補者の多く、そしてこの2人も「できることならば総選挙は避けたい。仲間内で順位付けされるのは、本当につらいです」というのが本音です。
総選挙も9回目で、すっかり世間もまひしていますが、そもそも人気の順位付けは、芸能界では長らくタブーとされてきました。メンバーにとっては、残酷な現実を突きつけられる瞬間です。
あるメンバーは「結果に心から喜べる人なんて、ほんのひと握り。本当は1位の人だけなのかもしれません」と言います。宮脇は「総選挙期間中は、毎日不安で、気持ちもずっと落ち込んでます」と打ち明けてくれました。

SKE48須田亜香里のように総選挙で好成績を出して、一タレントとして格を上げた子もいますが、ほとんどは悔し涙で終わります。そんな苦しい戦いと分かっていても、メンバーたちは立候補したのです。
前向きな出馬理由を挙げるとしたら「総選挙でランクインして知名度を得たい。チャンスのきっかけにしたい」ということです。

ただ、昨年4位の宮脇は、今年は難しい立場です。同5位柏木由紀と同4位山本彩が、出馬を辞退しました。
「もしも4位に上がっても『単なる繰り上げでしょ』とケチがついてしまいます。その上の3強(指原、渡辺、松井)との差は大きいですから例年以上につらい立場で、総選挙への個人的な意義を見失いそうになります」と吐露しました。

田野は昨年、5回目にして初めて圏外に落ちました。ただ、その後の1年間は惨敗結果を引きずらずに、ソロでのCM、映画初主演、ミュージカル出演と、目覚ましい活躍を果たしました。

もはや、今年の2人には「より知名度を上げる。チャンスのきっかけにする」という前向きな理由は、特に見いだせない状況です。
事実、ファンの間では「田野にはもう総選挙は不要でしょう」と、不出馬がうわさされるほどでした。それでも2人は立候補したのです。

「総選挙はファンの方々と信頼を築いて、きずなを深められる大切な場です」(田野)。
「AKBにとって総選挙は、なくてはならない最大のイベント。参加しない人がいると、世間からも冷めたイベントとして見られてしまうかもしれません。グループを盛り上げるためにも、出なくちゃいけないんです」(宮脇)。

2人とも、今の自分があるのは、グループや応援してくれるファンのおかげと話す。それらのためには、個人的な思いで楽な逃げ道を選ぶわけにはいかないと、考えていたのです。
現実的には、自分が得する総選挙にはならないのかもと分かっていても、立候補したのです。だからこそ、冒頭の発言には、人一倍の説得力がありました。

ちなみに、田野は1度もファンに「投票してください」とは訴えていません。ファンに生活に無理をきたしてまで投票してもらうことは、憚(はばか)るからのようです。
ただ、総選挙のために積極的に積立貯金をして投票に注ぐファンは、実際に存在します。私は、それがそのファンの楽しみやエンターテインメントになっているのですから、他人がとやかく言うことではないと考えています。

話を本筋に戻します。もちろん、立候補制である限りは、不出馬が否定されるものではありません。ただ、17日の沖縄の舞台に上がる322人は、非情な現実と向き合おうとしているだけでも、まずは尊いといって良いのではないでしょうか。

そして、総選挙は、見た目はか弱いアイドルたちが、並々ならぬプレッシャーと戦う場だからこそ、聴衆の心を打つリアルなドラマが生まれるのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170602-01832360-nksports-ent

HKT48 宮脇咲良
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AKB48 田野優花
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