女優、山本美月（２６）が、８月２５日スタートの動画配信サービス、Ａｍａｚｏｎプライム・ビデオの連続ドラマ「東京アリス」（金曜配信、全１２話）に主演することが２０日、分かった。同名人気少女漫画の初映像化で、アラサー女子４人組の恋愛模様を描く。女性ファッション誌「ＣａｎＣａｍ」の専属モデルを卒業後初の連ドラ主演となり、今まで以上に女優業にまい進する！

　２２日発売の「ＣａｎＣａｍ」９月号で同誌を巣立つ山本が、女優として新たな階段を上る！

　「東京アリス」は、２００５～１５年に少女漫画誌「Ｋｉｓｓ」で連載された漫画家、稚野鳥子さんの同名漫画が原作で、シェアハウスに暮らすアラサー同級生４人組のリアルな姿と恋愛模様を描いた物語。シリーズ累計２１０万部を突破した人気作の初ドラマ化を、映画「ピーチガール」に主演するなど成長著しい新進女優が任された。

　人生の岐路に立つ４人組のうち、山本が演じるのは給料のほとんどをファッションにつぎ込み、恋愛とはほど遠い主人公のＯＬ・有栖川ふう。キュートでオタク気質な役柄で、制作側から「容姿端麗で漫画好きであり、幅広い役を演じられる山本さんがピッタリ」と起用され、本人も「ちょっとオタク気質だったり、自分と共通点が多いキャラクターでとても親近感がわきます（笑）」と等身大の役に感激。原作者の稚野さんも「平面から飛び出した４人の恋模様、私もとても楽しみ。特にふう！　どんな動きをしてくれるのか！？」と期待している。

　山本は高校３年から８年間専属モデルを務めた「Ｃａｎ－」について“社会人になるための学校”と表現。モデルとしての基礎はもちろん、働く女性として同誌からいろんなことを吸収した集大成として、今作が“社会人”初の連ドラ主演となる。今後もモデル活動は続けるが、今まで以上に大好きな芝居に専念できる環境が整い、女優としてさらに進化した姿を見せてくれそうだ。

　現在、撮影中の山本は、女性４人が悩みながら幸せを追い求める物語に「女の子ひとりひとりの悩みや事情がとても個性的で、まさに迷えるアリスです！　作品を通じて『幸せっていろんな形があるんだ』ということが伝わるといいな」と共感を誘う演技を誓った。


漫画から飛び出したような美女がドラマに集結。前列左から高橋メアリージュン、山本美月、トリンドル玲奈、朝比奈彩（奥）


http://www.sanspo.com/geino/news/20170721/geo17072105060002-n1.html