1: なまえないよぉ~ 2020/08/25(火) 19:07:48.09 _USER9
8月18日に放送された、多部未華子(31)主演のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の第7話が、世帯平均視聴率16.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)と番組最高記録を更新。ドラマ後半の展開に向けて、勢いが止まらないようだ。
このドラマは、同タイトルの漫画が原作で、製薬会社のMRとしてバリバリ働くキャリアウーマンの相原メイ(多部未華子)が、家事全般をパーフェクトにこなすスーパー“おじさん家政夫”の鴫野ナギサ(大森南朋/48)を雇うことで巻き起こるハートフルコメディー。
第7話は、メイの訪問先である病院で、箸尾玲香(松本若菜/36)を見かけたナギサさんが、それ以来、料理の失敗が続くなど、心ここにあらずな様子。緊急事態と感じたメイはナギサさんの自宅を訪ねる。
するとナギサさんは、箸尾は自身と同じ中途採用で入ったMRの後輩で、研修の成績が良かったため、会社の期待が大きかったと振り返った。しかし、責任感が強すぎた箸尾は心と体を壊し、当時の恋人に連れられて心療内科へ行き、診断が出るとすぐに退職したという。
そばにいながら箸尾の苦しみに気づけなかったため、ナギサさんは「(MRになって)なにが人のために生きたいだ……」と自身を責めていたと告白。さらに、今も通院している箸尾を見て「自分を許してはいけないんだと、あらためて思いました」と語った。
ナギサさんの過去を知ったメイは、病院で箸尾を探し出し、ナギサさんの自宅に連れていく。ナギサさんは「異変に気づかなかったせいで、追いつめてしまった」と謝罪。すると、箸尾も「謝るのは私のほうなんです」と、勝手にナギサさんを頼って、勝手に自滅したのだと謝罪した。
続けて箸尾は、会社を辞めてすぐに結婚し、子どもが産まれた。今は夫と一緒に子育てをして、再び働けるようになって幸せだと語り、病院にいたのは、通院していたのではなく医療事務の仕事をするためだと説明。箸尾の幸せそうな笑顔に、ナギサさんは「本当によかった」と涙を流していた。
これまでメイを癒やしていたナギサさんが、逆に過去のトラウマを癒やされて涙を流す姿に、視聴者からはツイッター上で「ナギサさんが涙をこぼしたところで一緒に泣いてしまいました」「ナギサさんが良い人すぎて泣ける」「メイちゃん、頑張ったね。ナギサさんの涙に私もつられて」などと、感動の声が相次いでいた。
同ドラマは初回放送の視聴率は14.2%と好調だったものの、第2話から第4話にかけて、12.8%、12.7%、12.4%とわずかにダウン。それが第5話で14.4%と持ち直すと、第6話は16.0%、今回の第7話で最高記録を2週連続で更新した。
■癒やしに徹した『わたナギ』
この人気上昇の理由は、ツイッター上に「わたナギは1週間の癒やしタイム。毎日、少しずつ溜まっていく疲れが消えていく」などの声があるように、“癒やし”にあるようだ。放送開始当初は、「毒母」や「ブラック上司」が登場して、人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(同局系)のように、働く女性にかけられた呪いを解く展開を匂わせた。
しかし、毒母問題は第3話で早くも解決され、ブラック上司と思われていた支店長も、第7話で部下のキャパオーバーを心配して、プロジェクトをやめさせようとするなど、心配には及ばなかった。その結果、このドラマには悪意を感じるキャラがほとんどいなくなり、優しい“癒やし”の関係だけが残った。このことが多くの視聴者をひきつけているようだ。
残すところ、あと3話になった同ドラマで、気になるのはメイの恋の行方だ。彼女の恋愛スキルが天然レベルで低すぎるため、男たちを振り回しまくってハラハラしそうな予感がするが、きっと最後はナギサさんの“癒やし”でほっこりさせてくれるだろう。(ドラマライター/ヤマカワ)
このドラマは、同タイトルの漫画が原作で、製薬会社のMRとしてバリバリ働くキャリアウーマンの相原メイ(多部未華子)が、家事全般をパーフェクトにこなすスーパー“おじさん家政夫”の鴫野ナギサ(大森南朋/48)を雇うことで巻き起こるハートフルコメディー。
第7話は、メイの訪問先である病院で、箸尾玲香(松本若菜/36)を見かけたナギサさんが、それ以来、料理の失敗が続くなど、心ここにあらずな様子。緊急事態と感じたメイはナギサさんの自宅を訪ねる。
するとナギサさんは、箸尾は自身と同じ中途採用で入ったMRの後輩で、研修の成績が良かったため、会社の期待が大きかったと振り返った。しかし、責任感が強すぎた箸尾は心と体を壊し、当時の恋人に連れられて心療内科へ行き、診断が出るとすぐに退職したという。
そばにいながら箸尾の苦しみに気づけなかったため、ナギサさんは「(MRになって)なにが人のために生きたいだ……」と自身を責めていたと告白。さらに、今も通院している箸尾を見て「自分を許してはいけないんだと、あらためて思いました」と語った。
ナギサさんの過去を知ったメイは、病院で箸尾を探し出し、ナギサさんの自宅に連れていく。ナギサさんは「異変に気づかなかったせいで、追いつめてしまった」と謝罪。すると、箸尾も「謝るのは私のほうなんです」と、勝手にナギサさんを頼って、勝手に自滅したのだと謝罪した。
続けて箸尾は、会社を辞めてすぐに結婚し、子どもが産まれた。今は夫と一緒に子育てをして、再び働けるようになって幸せだと語り、病院にいたのは、通院していたのではなく医療事務の仕事をするためだと説明。箸尾の幸せそうな笑顔に、ナギサさんは「本当によかった」と涙を流していた。
これまでメイを癒やしていたナギサさんが、逆に過去のトラウマを癒やされて涙を流す姿に、視聴者からはツイッター上で「ナギサさんが涙をこぼしたところで一緒に泣いてしまいました」「ナギサさんが良い人すぎて泣ける」「メイちゃん、頑張ったね。ナギサさんの涙に私もつられて」などと、感動の声が相次いでいた。
同ドラマは初回放送の視聴率は14.2%と好調だったものの、第2話から第4話にかけて、12.8%、12.7%、12.4%とわずかにダウン。それが第5話で14.4%と持ち直すと、第6話は16.0%、今回の第7話で最高記録を2週連続で更新した。
■癒やしに徹した『わたナギ』
この人気上昇の理由は、ツイッター上に「わたナギは1週間の癒やしタイム。毎日、少しずつ溜まっていく疲れが消えていく」などの声があるように、“癒やし”にあるようだ。放送開始当初は、「毒母」や「ブラック上司」が登場して、人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(同局系)のように、働く女性にかけられた呪いを解く展開を匂わせた。
しかし、毒母問題は第3話で早くも解決され、ブラック上司と思われていた支店長も、第7話で部下のキャパオーバーを心配して、プロジェクトをやめさせようとするなど、心配には及ばなかった。その結果、このドラマには悪意を感じるキャラがほとんどいなくなり、優しい“癒やし”の関係だけが残った。このことが多くの視聴者をひきつけているようだ。
残すところ、あと3話になった同ドラマで、気になるのはメイの恋の行方だ。彼女の恋愛スキルが天然レベルで低すぎるため、男たちを振り回しまくってハラハラしそうな予感がするが、きっと最後はナギサさんの“癒やし”でほっこりさせてくれるだろう。(ドラマライター/ヤマカワ)
2020.08.25 10:00 公開
https://taishu.jp/articles/-/76909?page=1
【【大人気】多部未華子さんの『わたナギ』、地味ドラマが視聴率で圧勝のワケ】の続きを読む