1: なまえないよぉ~ 2018/10/19(金) 19:58:25.30 ID:CAP_USER9
日本テレビ系2018年1月期水曜ドラマ「anone」が世界最大のコンテンツ見本市「MIPCOM」でグランプリを受賞した。

■ 「anone」とはどんなドラマ?

「anone」は当時19歳だった広瀬すずが10代最後に挑む映像作品として主演を務めた社会派ドラマ。
ニセ札づくりという犯罪を通して、社会からこぼれ落ちてしまった人たちが集い、家族のように暮らし始め、その人間模様を描いた。

「Mother」(2010年)、「Woman」(2013年)に続く、坂元裕二オリジナル脚本ドラマとして、水田伸生監督や次屋尚プロデューサーら日本テレビが同スタッフを再結集し制作。
「Mother」「Woman」はMIPCOMでも受賞歴があり、その2作に続く3作目として注目を集めていた。

■ 今回、もらった賞はどんな賞?

そんな中、フランスのカンヌで開催されていた「MIPCOM2018」において、日本のドラマの中で「ぜひ買いたい作品」「自国で放送したい作品」として
「anone」が「MIPCOM BUYERS’AWARD for Japanese Drama」のグランプリを受賞。

これは、このイベントに集まる世界中のバイヤーの中から、MIPCOMが推薦したバイヤーが日本のドラマの中から優秀作品を選出するもので、
今回はエントリーの要件を「リメーク可能なコンディションの作品」、とするなど審査基準の一つに「リメーク性」を加えており、
今年の「MIPCOM BUYERS’AWARD」には日本国内の各放送局から9作品がエントリーされた。

■ ノミネート作品は強力ドラマぞろい!

ノミネート作品は「半分、青い」(2018年、NHK総合ほか)、「anone」(同、日本テレビ系)、「おっさんずラブ」(同、テレビ朝日系)、「アンナチュラル」(同、TBS系)、
「逃亡花」(同、BSテレ東)、「コンフィデンスマンJP」(同、フジテレビ系)、「幸色のワンルーム」(同、ABCテレビ)、
「ブラックリベンジ」(2017年、日本テレビ系)、関西テレビ放送「美しき隣人」(2011年、フジテレビ系)。※( )内は主な放送局

10月16日(火)に行われた授賞式では、アウォードの審査員で、授賞式の進行役を務めたニルファー・キュヤル氏(トルコ)から受賞作品の発表があり、
日本テレビの廣瀨健一取締役が登壇して、審査員長のドラガン・ペトロビッチ氏からトロフィーを授与された。

この名誉ある受賞のニュースを受け、主演の広瀬や脚本を手掛けた坂本からコメントが届いた。

■ 辻沢ハリカ役・広瀬すずのコメント

グランプリ受賞おめでとうございます!! 私にとって、「anone」は本当に支えになっている作品です。今も、よく見返してみたり、
焼きうどんが食べたくなって作ったりしています(笑)。放送は終わっていますが、これからももっとたくさんの方に届いてほしいドラマです。
ハリカとして生きさせていただけた時間を改めて幸せに思いました。本当におめでとうございます!

■ 脚本・坂元裕二のコメント

最高のプレゼントを頂きました。日本の連続ドラマも世界に羽ばたこうとしています。みなさん、ぜひ応援してください。

■ 日本テレビ・次屋尚プロデューサーのコメント

とても感激しております! 選んで下さった方々に感謝申し上げます。MIPCOMの同賞では「Mother」が審査員特別賞(2010年)、「Woman」がグランプリ(2013年)、
そして今回の「anone」と、日テレで制作した坂元裕二脚本ドラマ3部作全てが受賞という快挙です。

今「Mother」「Woman」はトルコをはじめ数か国でリメークされ、しかも大ヒットを果たしています。今回の受賞が「anone」が国際的に認識される大きな礎になるに違いありません。
そして主演を務めた広瀬すずさんもまた、世界に向けて羽ばたいていくことを願ってやみません。(ザテレビジョン)

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