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1: なまえないよぉ~ 2017/08/04(金) 21:33:22.74 ID:CAP_USER9
先月30日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、『24時間テレビ40 告白 ~勇気を出して伝えよう~』(同)のチャリティーマラソンランナーが、放送当日に発表されることが伝えられた。

 同番組内で羽鳥慎一アナウンサー(46)から「当日まで本人には知らされません」と発表され、ヒントとして「当日武道館にいる人全員」で且つ「一番走る理由がある人」とした。さらに当日発表の理由には「当日発表の方が面白い」「当日発表の理由も当日発表する」と説明、ランナーの候補にはあらかじめ「武道館への道」となるトレーニングメニューが渡されているという。羽鳥アナは候補者へ「自主的にトレーニングをしてください」と語った上で、視聴者にも「誰なんだろうと本気で詮索するのは辞めてください」と伝えた。

 この前代未聞の試みに、ネットユーザーからは「サプライズ発表という名の罰ゲームかよ」「そもそもここまでもったいぶる意味がわからない」と批判的な意見が上がっている。

「これは一部でサプライズ好きの番組幹部が、何の演出もなく発表するというのは面白みに欠けるというところから発案されたものだと言われています。日本テレビは、昔から『進め!電波少年』や『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』など、大規模なサプライズ性の高い企画を多数放送してきました。この流れは現在『世界の果てまでイッテQ!』などに受けつがれています。ただ、こうしたバラエティー的な仕込みやサプライズを、チャリティー要素の強い『24時間テレビ』に持ち込むのはいかがなものかと感じる視聴者も多いようです」(芸能記者)

■24時間マラソンの当日発表に業界関係者からも大不評

 この「当日発表」には、業界内でも疑問の声があがっているようだ。放送翌日にイベントに出席したアンジャッシュの渡部建(44)は「あの演出だと罰ゲームみたいになる」「本来名誉あるランナーだから選ばれたら喜ばなきゃいけない。でも選ばれたいかどうかは言いづらいですよね、本音というとあんな距離を走れない」と胸中を吐露している。渡部自身も練習マニュアルが配られており、当日までトレーニングに励むという。

「今回のやり方はタレント本人だけでなく、周辺の関係者からも不満が漏れているようです。出演者は全員当日まで、それ相応の自主トレの時間を確保しなければならない。そのためマネージャーたちからも、仕事のスケジュールが組みにくいと不満が出ているようです。こうしたやり方は、旧来のバラエティーの流れを好む幹部陣の自己満足だと感じる若手スタッフも多いとか」(前出・芸能記者)

 これまでも『24時間テレビ』に批判的な声はあった。視聴者に募金を呼び掛ける一方で、出演者に高額のギャラが払われているのではないかという疑問や、障害者の挑戦を取り上げることで「感動の押し売り」だという意見もある。

「こうした批判を打開する手段として、あえてこうしたバラエティー性を取り入れたのかもしれません。しかしそれのより、本来のチャリティという部分が薄れてしまい疑問を持つ視聴者が出始めた。さらに、ネット番組も24時間視聴できてしまう今、『24時間テレビ』そのものが時代に合わなくなってきているという意見もあります」(同前)

 今年で40周年を迎える番組であるが、番組そのものの存続危機が囁かれるのも時間の問題かもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)>>1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。

2017年8月4日 11時45分 デイリーニュースオンライン
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/13429911/

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