フジテレビ

1: なまえないよぉ~ 2019/05/19(日) 09:35:43.18 ID:V5JmynXo9
 作家でアイドル評論家の中森明夫氏のツイッターが物議を醸している。中森氏は宮根誠司(56)がメーンMCを務めるフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」(日曜22時~)からの非常識な取材依頼に対するツイートを投稿、あまりに失礼な文面に対し憤りをあらわにしているのだ。

 コトの発端は17日20時25分、中森氏のTwitterアカウントに同番組のアカウントから届いたDM(ダイレクトメッセージ)だ。その内容はNGT48山口真帆(23)の卒業公演(18日開催)についてコメントを求める取材依頼で、中森氏が公開したDMのスクリーンショットを見ると、
たしかに目を疑うような文言が並んでいる。

 まず冒頭から〈中村様〉と相手の名前を間違えるというビジネスメールにおいて致命的なミスに始まり、〈当番組5月19日(日)の放送に向けて動いていまして。〉と番組の都合だけを押し付けるような、かつ要領を得ない文章が打たれている。これらは取材をお願いする側の文面としては礼を欠いたものであり、中森氏は〈ギャランティーの提示もありません。お断りします。こういういい加減な依頼に応じたら、山口真帆さんに申し訳ない。〉とツイート。ツイッター上では「フジ失礼すぎる」「謝罪するべき案件だ」などの声が上がっている。

 DMを送ってきた担当者と中森氏は面識があったのか。中森氏に話を聞いてみると、面識もやり取りも初めてだという。その後のやり取りについては件のDMが届いた3時間後にふたたびDMが届いたそうで、

「私のツイートを見たのだと思いますが、名前の間違いについて謝罪がありました。改めて取材依頼に関する記述もありましたが、こちらからは特に返信もしていません。仕事をお引き受けするつもりはないからです。今回の取材は未だ事件の全容も明らかにならず、グループを卒業しなければならない山口真帆さんに関するものでした。

 ご存じのように世間の多くが注目するとてもセンシティブな内容であり、粗雑で安易な依頼をする人に自分のコメントを委ねるのは率直に怖いなと思いました。山口真帆さんのファンや彼女自身を傷つけるようなこと、あるいはアイドルの現場が悪くなるようなことにつながりでもしたら、それこそ取り返しがつきません」

■「制作側の意識が変わるきっかけになれば」

 今回のツイッター投稿には、18日夕時点で23万を超える閲覧があったという。さまざまな反応が寄せられる中には、テレビ局や番組名などを公開したことについて「晒し上げる必要があったのか」という意見もあったが、「私自身も自分のアカウントで中森明夫として公開する“リスク”を背負っています。こういった事実を広く知ってもらうには記名であることにも意味があり、そもそも相手に忖度していたら周知されません。
周知されたうえでテレビの現場や制作側の意識が少しでも変わるきっかけになればいいな、とも思っています」。

 実はこれまでもテレビ番組からの取材依頼には、常識を欠くものが少なくなかったという。

「面識もないのに突然リサーチの電話がかかって来て、“〇〇の件についてどう思いますか?”などと唐突にコメントを求められることもありましたね。
その多くがギャランティーの有無についての説明もなければ、どのように扱われるのか、そもそもクレジットは載るのかといった基本的な説明がなされない。
そういう失礼な依頼はお断りしてきたことに加え、最近はネット上でテレビの制作のあり方が非難される機会が増えたことで、その手の依頼も減ってきてはいると思います。

 もちろん、すべてのテレビ番組制作の現場がそうだともいいません。ですが、依然として今回のような依頼があるのも事実。改めて言うことでもありませんが、テレビは多大な影響力を持っているメディアであり、細心の注意を払っていただきたいと思います」

 ネットの影響力が強まる昨今、テレビ局が早急に見直すべきは番組の内容以上に制作体制ではないか。

日刊ゲンダイ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000006-nkgendai-ent
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【フジ「Mr.サンデー」のお粗末ぶりを“暴露” 中森明夫氏に真意を聞いた】の続きを読む