フィギュアスケート男子で五輪を２連覇した羽生結弦さん（２８）が離婚を発表したことを受け、ファンに衝撃が広がっている。中でも「スピード離婚」との表現には強く反発する声が挙がった。

　今年８月に一般女性と結婚した羽生は公式Ｘ（旧ツイッター）で１７日深夜、「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」などと報告。

　一部メディアによる過剰な取材、ネットでのひぼう中傷やストーカー行為が、親族や関係者も含めてあることを理由に挙げた。

　ファンに与えた衝撃は大きく、Ｘでは「羽生さん」「ストーカー行為」「メディア」など複数の関連ワードがトレンド入り。


　「羽生くんの心が心配です」「どんな権利があって人の人生、幸せを踏みにじることができるの」「こんなにも幸せをくれる人が、愛する人と普通に暮らすことすら諦めなければならないのが、悲しくて悔しくてつらいです」と、心情をおもんぱかるコメントであふれた。

　とりわけ「スピード離婚」と表されることに対してはファンの違和感が強く、「スピード離婚って表現、ほんと最悪」「スピード離婚をちゃかしてる人がいるけど、離婚したかったわけじゃなくて、離婚せざるを得ないところまで追い詰められてしまったってことわかってるのかな」と怒りの声が多数挙がった。