吉本興業は１日、芸歴５年目以内の超若手芸人を対象とした新しいお笑い賞レース大会「ＵＮＤＥＲ５　ＡＷＡＲＤ　２０２３」を開催すると発表した。どこよりも早く、お笑い界のニュースターを発掘すべく創設を決めたという。

　フリーやアマチュアを含め、事務所は問わず芸歴０～５年目、２０１９年４月１日以降に芸能活動を始めた者が対象。ピン、コンビ、トリオなど人数、年齢の制限はない。漫才、漫談、コントなどネタのスタイルも自由。

　４月半ばから順次、札幌、名古屋、福岡、沖縄でエリア予選が行われ、優勝者はエリア推薦として２回戦へ。東京と大阪は１回戦を動画審査で行い、２回戦進出者を決める。３回戦は両都市で５月末から６月上旬まで開催。準決勝は６月９日（大阪）と同１０日（東京）。決勝は同１８日、東京・ルミネｔｈｅよしもとで開催され、優勝者には１００万円が贈られる。

　エントリーは大会公式ホームページを通じて１日午後１時に始まっており、３１日午後１１時まで受け付ける。

　決勝戦のＭＣを務めるニューヨークからコメントも寄せられた。嶋佐和也は「５年目以下の芸人の賞レースが爆誕した模様です！　５年目以下の面白い芸人達を見れるのが楽しみです！　優勝して５年目以下で売れて下さい！」とエール。屋敷裕政は「自分達がこの芸歴の時にこんな賞レースがあったら、どんだけ嬉しかったやろうと心から思います。普段めっちゃおもしろい漫才やコントをやっとるのに、一発芸系の芸人に押されてなかなかテレビとかに引っかかってない芸人達に暴れてほしいです！ただ賞金１００万円はちょっと多すぎると思います」と思いを伝えた。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/255477