タレントの中居正広（48）が11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。日本最大級の野外音楽祭「ROCK　IN　JAPAN　FESTIVAL　2021」の中止が決まり、アーティスト側などから批判の声が上がっていることに見解を示した。

　昨年はコロナ禍で中止となった同フェスは、今年6月、8月7～9日、14、15日の計5日間、茨城・国営ひたち海浜公園にて開催されることが発表されていた。2日に茨城県医師会および県下26の医師会から中止要請が事務局にあったといい、その後、中止を決定。これを受け、出演を予定していたアーティスト側から不満の声が上がっている。

　意見を求められた中居は「アーティストの人が『ふざけるな！せっかく…』って言う（主張をしている）。でも、いろいろなアーティストの方が集まって、万が一クラスターになった時、アーティストの方がどう責任取るのか。たとえば、重症化してしまったとか、あるいは亡くなってしまった時に、あの時になんで止めておこうと、アーティスト側から言えなかったのかって（なる）。最悪の場合を考えると、致し方ない気がするかな」とした。

　女優の松田美由紀（59）は「メインで活動されている方は、まだSNSのYouTubeとかいろいろなお仕事の入れ方があるけど、そのスタッフの方とか舞台関係のミュージシャンの周りにいる、バンドの方とか、本当にご飯が食べられないんです」と主張。「今、中居さんのおっしゃってたことはすごくわかるし、責任のある仕事をしているから、そんなに軽率に判断できないところはあると思うけど」としたうえで「自分の食いぶちを守るということからすると、やるせない気持ちっていうのはすごく強いですよね」と話した。