映画『プラダを着た悪魔』などへの出演で、ここ日本でも高い人気を誇るハリウッド女優のアン・ハサウェイ。世界を舞台に活躍する大女優の一人であるハサウェイだが、今後どこかで彼女で遭遇することになっても、安易に「アン！」と声をかけるのは控えた方がよさそうだ。

現地時間で12日、ハサウェイは、米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』にリモート出演。インタビューの冒頭でジミーは、「多くの人があなたのことを"アニー"と呼ぶそうだけど、僕は何とお呼びしたらいいのでしょう？」と尋ねると、「ちょっと時間を頂けるかしら？」と、ハサウェイは息を巻いて話し始める。

「どうか"アニー"と呼んで欲しいの。皆、私のことは"アニー"と呼んで。だけど、"アン"と呼ぶのだけはやめて欲しいのよ。ちょっと時間を頂けるかしら？良いことを教えてあげる」

「私は14歳の時にあるCMに出演することになったんだけど、映画俳優組合のメンバーカードを作成しなくちゃいけなくて、"カードに記載する名前はどうする？"って聞かれたの。私は、"本名を書くべきよね。私の名前はアン・ハサウェイです"って答えて、もちろんそれは正しい選択だったと思うんだけど、その後一生まわりの人たちから"アン"と呼ばれることになるなんて、その時は思いもしなかったの」



そして、どうして人から「アン」と呼ばれることが嫌なのか、その理由についてもこう説明した。

「私のことを"アン"と呼ぶ唯一の人間は、母だけ。しかも、私にめちゃくちゃ起こってる時にだけ母は私を"アン"と呼ぶの。だから公の場で誰かに名前を呼ばれると、その後叱られるんじゃないかってビクビクするのよ」「仕事場でも"アン！"って声をかけられると、"何？！私何かやらかした？！"って思っちゃうの」

事実、何人かの友人たちは彼女のことを「Mrs. H（ミセス エイチ）」、もしくは「Hath（ハス）」と呼ぶのだとハサウェイは明かしていた

アン・ハサウェイ、「私のことは“アン”と呼ばないで」と懇願！その驚きの理由とは？ 
14 1月 2021 MTV Japan 
http://www.mtvjapan.com/news/txc845/210114-08