今年３月末でＴＢＳを退社してフリーとなった宇垣美里アナ（２８）が４月２４日に発売された女性誌「ａｎａｎ」（マガジンハウス刊）の表紙とグラビアでセクシー写真を披露し、話題を集めている。今回の女性誌に登場した背景にはある戦略があるという。

　宇垣アナは、同誌の人気企画「美脚美尻特集」号で、トレーニングを重ねて磨きあげた丸味のある“桃尻”と引き締まった“スキニー脚”を披露している。

　ＴＢＳの局アナ時代から男性誌や少年漫画誌の表紙やグラビアに挑戦したり、番組内でコスプレ姿を披露するなど、アイドル顔負けの活動を展開。

フリー転身後は米倉涼子や武井咲ら数多くの女優、モデルが所属し、“美の殿堂”とも称される大手芸能事務所「オスカープロモーション」に所属していることもあり、女優業に加えて、こうしたグラビア活動も想定されてはいた。

　だが、今回のグラビアについては、これまでとは一線を画した狙いが透けて見えるという。別の芸能事務所のマネジャーは語る。

　「今回のグラビアが“女性誌”というのがポイントです。宇垣アナはその美貌やスタイルの良さ、アニメ好きなどの趣向もあり、男性ウケは非常に良い反面、女性ウケについては物足りない部分もある。美に対する強い意識や努力をアピールする今回のグラビアは、同性からの支持アップを狙ってのものなのではないでしょうか」

　今後の女優業進出なども噂される中、男性以上にテレビを視聴する機会の多い女性を味方につけることは女優、タレントとして不可欠な要素である。

　そのことは近年、主演ドラマを成功させている米倉や天海祐希、篠原涼子、戸田恵梨香ら人気女優の多くが同性からの支持も高いタイプであり、女性ファッション誌出身のモデルや読者モデルがバラエティー番組で活躍していることをみれば、納得だろう。

　そうすると、宇垣アナの女性誌グラビア登場は的を射た戦略ではあるが、その一方で超えるべきハードルは想像以上に高いという。

　「くしくもＴＢＳの局アナ時代の先輩で、最近は女優業にも進出している田中みな実さんも、かつてのぶりっ子キャラが影響して、同性よりも男性ウケが良いタイプ。彼女も同誌で“肘ブラヌード”を披露するなど、女性支持層の拡大を狙った同じような戦略をとりましたが、現状では功を奏しているとは言い難い状況ですからね」（同マネジャー）

　果たして宇垣アナは同性の支持層を拡大し、過熱化の一途をたどるフリー女子アナ戦線の勝者になることはできるのか。

2019年5月3日 17時8分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16407398/

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